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未婚の母、桃宮茉莉32歳
第12章 初体験
露天風呂から上がって、脱衣所で髪の毛を拭いて、身体を拭いて、浴衣を着た私。
下着は着なかった。どっちにしても、初体験をするなら脱ぐのだから。室内から出るわけでもないし。
そんな感じだった。
私が和室に入っていくと、叔父は、和室の座卓の背もたれ椅子に座って、待っていた。座卓の上にはタブレット。
室内に置かれたテレビ。結構、大きめの画面。55インチのパナソニックのテレビ。館内の案内や、お土産の案内、地域の観光ガイドなどが流れていたテレビ。そこに、タブレットから有線でつないで、タブレットの画面を表示させていた。
私が座卓の背もたれ椅子に座ると、正面。叔父から見ると背中にある。
叔父は私の顔を見ながら、
「茉莉ちゃんは、経験はないけど、知識はあるほうかな?」
と、訊く叔父。ここで、『ある』なんて答える人はいるのかな?って感じ。でも、実際、保健体育以上のことは知らないし、そもそも、保健体育の成績は良くはない私。正確には、保健体育の成績『は』、ではなく、『も』。得意教科は、保健体育ではなく、体育と、家庭科、音楽くらい。英語はダメ、数学もダメ、国語は普通、社会も普通、理科も普通という感じ。大学進学はほぼ諦めていた。多分、母もそれがあるから余計に、さっさと出産して育児を頑張れと言う感じだったのかもしれない。
「保健体育で習った程度です。でも、成績は良くありません」
と、私が答えると、
「エッチシーンを見たことは?」
と、訊く叔父。
「ないです」
と、答えた。本当のことだから。それに、見栄を張るところでもないから。
「と、思ったよ。でも、これから生きていくうえで必要なことだから、保健体育の授業とは違った意味で、知識はいると思うから、少し、勉強してから、実地に初体験をしようか」
と、話す叔父。真面目な叔父の性格が出ているように思った。単にエッチするだけなら、こんなことをする必要はないのだから。多分、叔父は、今後、私が生きていくなかで、出会いがあり、男性とエッチをするときに困らないようにと思ったのかもしれなかった。
そして、最後に実地で初体験・・・。まるで卒業テストみたいと私は思った。
下着は着なかった。どっちにしても、初体験をするなら脱ぐのだから。室内から出るわけでもないし。
そんな感じだった。
私が和室に入っていくと、叔父は、和室の座卓の背もたれ椅子に座って、待っていた。座卓の上にはタブレット。
室内に置かれたテレビ。結構、大きめの画面。55インチのパナソニックのテレビ。館内の案内や、お土産の案内、地域の観光ガイドなどが流れていたテレビ。そこに、タブレットから有線でつないで、タブレットの画面を表示させていた。
私が座卓の背もたれ椅子に座ると、正面。叔父から見ると背中にある。
叔父は私の顔を見ながら、
「茉莉ちゃんは、経験はないけど、知識はあるほうかな?」
と、訊く叔父。ここで、『ある』なんて答える人はいるのかな?って感じ。でも、実際、保健体育以上のことは知らないし、そもそも、保健体育の成績は良くはない私。正確には、保健体育の成績『は』、ではなく、『も』。得意教科は、保健体育ではなく、体育と、家庭科、音楽くらい。英語はダメ、数学もダメ、国語は普通、社会も普通、理科も普通という感じ。大学進学はほぼ諦めていた。多分、母もそれがあるから余計に、さっさと出産して育児を頑張れと言う感じだったのかもしれない。
「保健体育で習った程度です。でも、成績は良くありません」
と、私が答えると、
「エッチシーンを見たことは?」
と、訊く叔父。
「ないです」
と、答えた。本当のことだから。それに、見栄を張るところでもないから。
「と、思ったよ。でも、これから生きていくうえで必要なことだから、保健体育の授業とは違った意味で、知識はいると思うから、少し、勉強してから、実地に初体験をしようか」
と、話す叔父。真面目な叔父の性格が出ているように思った。単にエッチするだけなら、こんなことをする必要はないのだから。多分、叔父は、今後、私が生きていくなかで、出会いがあり、男性とエッチをするときに困らないようにと思ったのかもしれなかった。
そして、最後に実地で初体験・・・。まるで卒業テストみたいと私は思った。