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未婚の母、桃宮茉莉32歳
第12章 初体験
そして、最後に、

「『オーガズム』って言葉を知っているかな?」

と、訊く叔父。オーガスタは8月。それは知っているけど、オーガズムは知らなかった。首を振ると、

「『イク』とか、『イキ』とか、そういう言葉は?」

と、訊く叔父。必死に平静を保っているけど、叔父は、多分、内心で、何を言っているだろうって感じの表情だったけど、真面目に、私に教えるという義務感を持って訊いている感じだった。『イク』『イキ』って、確か、クラスの女子が言っていたような気がした。違う、反対だ。『イケない』だった。そう、「沖永君のアレっていいんだけど、あと少しでイケそうでイケないのよ」と言っていた。聞いていて、イケそうでイケない?それはどこ?って思っていた私。

「『イケそうでイケない』と言っているクラスの女子はいました。でも、どこにイケそうでイケないのかは、わからないです。その『オーガズム』というところにイケるかどうかなのですか?」

と、私が訊くと、

「ある意味、正解だね。そう、『オーガズム』にイクことが重要なのだけど、『オーガズム』は場所ではないんだよ。『ハイ』になるとか、『飛ぶ』とかいうこともあるのだけど、覚せい剤や麻薬ではなくて、女性によっては、『快感』とも言うよ。美里は、『快感』という言い方もしていた。気持ち良くなることの一種かな」

と、丁寧に説明してくれた叔父。

「そこに達すると、妊娠確率が上がるから、重要なんだ。今回みたいな場合は特に。そして、その『オーガズム』に達するのに、必要な言葉が二つあって、『Gスポット』と『ポルチオ』なんだ。聞いたことはある?僕より上の世代の人は、サザンオールスターズの『マンピーのG★SPOT』という歌で一般的な言葉なのだけど、茉莉ちゃんの世代は、知らないよね」

と、話す叔父。サザンオールスターズとか桑田佳祐さんは知っているけど、楽曲はそこまで詳しくはなかった。ただ、検索して、叔父がYouTubeで流してくれた。なんとなく意味は分からない言葉の羅列だけど、エッチな感じの歌。というより、桑田佳祐さんって顔がエロい。そう思った。

「『Gスポット』は膣内にある性感帯で、感じやすい、敏感な場所だと言われているよ。あと、『ポルチオ』だけど、医学的には、『子宮膣部』という部分で、膣の突き当りみたいなところだよ」

と、説明してくれた。
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