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未婚の母、桃宮茉莉32歳
第12章 初体験
「茉莉ちゃん。何より処女膜が綺麗だ。こんなに綺麗に残っているということは、茉莉ちゃんは、自慰をしたりはしないのかな」

と、感心している感じの叔父。

「じい?」

と、私は訊いた。『自慰』という字が頭に浮かばなかったから。そう、学校ではもっぱら『オナニー』と言っていたから。叔父もそれに気が付いたのか、

「今は、オナニーとか、マスターベーションとか、いうのかな」

と、説明してくれた。

「しないわ。恥ずかしいから」

と、私が答えると、

「そうなんだね。今どきとしては、珍しいかもしれないよ」

と、叔父は微笑み、

「そうだ。記念に写真に撮って残しておいた方がいいよ。初体験が済むと、壊れてしまう部分だから」

と、叔父は話した。写真に撮って残すの?恥ずかしいけど、確かに、処女膜というくらいだから、処女のときしかないのだろうし、初体験を済ませれば、壊れる部分だと言われれば、そんな風に保健体育の授業でも習った。

「どう?綺麗に残っていたって、お母さんにも報告したほうがいいよ」

と、叔父は話した。それはそうかもしれない。

「ちょっと大きいけど、タブレットのカメラで撮るね」

と、言って、タブレットを構えて、写真を撮ってくれた。恥ずかしいから顔を隠すと、

「ダメだよ。顔を隠しては。だれの写真かわからなくなるよ」

と、言って、顔を覆う手を除けるように叔父が身振りで伝えた。手を除けると、

「その両手を膝裏から入れて太腿を持って、足を広げてごらん。その方が綺麗に映るから」

と、叔父が言った。それはそうだろうけど。してみると恥ずかしい姿勢。

「そう。綺麗に小陰唇が割れて、そのなかの処女膜が綺麗に見えているよ」

と、言いながら写真を撮る叔父。カメラのようにシャッターが切れるわけでもないけど、電子音で、ピーカシャという音がする。その音が妙にエッチな感じがしたわ。

撮り終わると、

「茉莉ちゃん。撮った写真を見てごらん。凄く綺麗だよ」

と、話しながら、スライドショーで見せてくれる叔父。

「ほら、これが茉莉ちゃんの陰核。そして、尿道口、スキーン腺、膣口、バルトリン腺、肛門だよ。どれも色素沈着もなく、綺麗なピンク色だよ」

と、説明してくれる叔父。
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