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未婚の母、桃宮茉莉32歳
第12章 初体験
確かに、さっき見た動画の女性のような『くすんだ』感じはなく、叔父が言うように『色素沈着』もない感じだった。

「茉莉ちゃんは、もともと、肌が白いし、肌理が細かいから。それに、未使用だからね」

と、なぜか、誇らしげに話す叔父。

所々に光るところが、あ、溢れ出た叔父の言い方だと膣分泌液。要するに愛液とか淫液とか、ラブジュースとかいう液体。

溢れて、肛門を経て、尻の割れ目を伝い、座卓の上に溜まっているところまで映っている。座卓の上の座布団に持たれている私からは見えないけど、確かに、尻の割れ目に液体の存在を感じた。でも、下手に動くと、座卓の上に溜まった液体に、私の身体が乗って、酷いことになりそう。

「叔父さん。この座卓の上の」

と、タブレットの画像の座卓の液体が溜まっているところを指さすと、

「茉莉ちゃん。凄い量だね。濡れやすいんだね。それはいいことだよ。濡れにくいと、男性器が入ってきたときに、痛いし、傷つくこともあるからね」

と、説明してくれる叔父。

「それはそうなんですが」

と、言うと、

「茉莉ちゃん。準備が整っているみたいだから。このまま初体験をしてみる?」

と、訊く叔父。確かに、濡れていて、今ならスムーズに男性器を受け入れられそうということは、私にもわかった。

ただ、座卓の上で、この姿勢でするの?でも、さっきの動画でも正常位から、なんだったけ。そう、『プレスするように』と言っていた形に似ていると、確か、女性器が下で、男性器が上で、女性器が受け皿のようになるから、精子を受け止めやすくて、子宮までたどり着きやすい体位だったはず。

「この姿勢だと、受精しやすいんですよね」

と、私が確認すると、

「そうだよ。よく覚えていたね。茉莉ちゃんは優秀だよ」

と、微笑む叔父。

「だったら、お願いします」

と、私が言うと、

「そうだね。初体験だから、これも記録に残しておいたほうがいいかもしれない。うまく妊娠できて、出産できたら、生まれてきた子供にも見せられるからね」

と、話す叔父。確かに、そうだけど。恥ずかしい。でも、初体験は一生に一回だから。

「そうですね。録画してください」

と、私は言ったわ。
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