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未婚の母、桃宮茉莉32歳
第16章 セックス談義
とはいっても、モノにならなかったクラシックバレエに、何かを目指してしているというような新体操部でもなく、公立高校の部活なんて、ある意味、自己満足。指導する先生がいるわけでもなく、施設だって私学とは比べ物にならないし、ただ、青春の一頁として、楽しく和気藹々でする感じだったわ。

それでも、週に3回。柔軟体操をして、飛んだり、跳ねたり、前屈して、反って、それだけでも、身体の柔らかさを維持して、さらに柔らかくなる効果はあったのかもしれない。実際、Yバランスを綺麗にできるというのも、その成果だったかもしれない。

「さっき、『美里と同じように』って茉莉ちゃんは言っていたけど、同じようにはしない方がいいよ。似ている部分もあるけど似ていない部分もあるし、それに、夫婦生活のセックスは他人には理解できないことも多いから」

と、話す叔父。それはそうかもしれない。といっても、夫婦生活のセックスって、所謂、『営み』という感じよね。父と母は、私が小学校高学年になると、そういうことを控えていたけど、それまでは普通にしていた感じだったから、一緒の部屋ではなくて別の部屋でも気配は感じていたわ。

母が誰に電話で話しているのかは知らないけど、

「夫婦の営みなんて、マンネリもいいところ。だから、2人目もできないのよ」

と、愚痴っていたのは、私も聞いたことがあった。だからか、控えていたというより、絶えていたの方が正確な表現なのかもしれない。

「叔父さんは、美里叔母さんと、ずっとエッチしていたの?」

と、訊くと、

「そうだね。亡くなる1年前くらいまではしていたかな。美里はセックスとか、エッチなことは、積極的だったよ。好奇心旺盛というか。だから、僕も飽きるということはなかったよ。結構、夫婦生活が長くなると、『飽きる』とか聞くけど。ま、僕の場合、結婚生活は14年だったからね。もっと長くなっていたらどうだったかはわからないけど」

と、話した叔父。

「美里叔母さんって、そんなに積極的で、好奇心旺盛だったの?」

と、訊いたわ。そういうイメージはあまりなかったから。

「多分、そんなイメージがないんだろうね。美里は、見た目は清楚な感じで、セックスとかそういうことが好きそうなイメージはなかったから」

と、話す叔父。
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