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情報ねずみは眠らない
第2章 刑事の裏の顔
某地区の警察署
市民の平和・安全を守る警官達の集う場所であるそこに、ひなは来ていた
本来であれば、ひなのような裏社会で暮らす者にとって縁の無い、むしろ疎ましい存在であるが、『情報』を得る為となれば話は別である

ひなを裏社会に連れ込んだ探偵の銀次は、恐ろしく顔が広い
それは、裏にも、表にも通じている

刑事である河津(カワツ)も、銀次の知り合いのひとりで
どういういきさつがあったかは謎だが、懐柔され、警察署内の機密情報を横流している。
同時に、探偵業を営む銀次から表向きには手に入りにくい事件の情報を得ている共存共栄の関係でもあるから、尚更たちが悪い

どんな場所にでも、触れてはいけない闇の部分があるのかもしれない……





そんなことを考えながら、ひなは河津の膝の上で身体を揺らしていた

「あっ!あっ!・・あんっあっ・・あっあっ・・・ああっ!!」

河津の座る古いベンチが振動でギシギシと音を立てる

警察署内の、男性用更衣室
河津と会うのは、いつもこの場所だ
署内に新しく仮眠室付きのロッカールームができたことで、古い方の更衣室とその周辺に立ち寄る人間はいなくなったのだと、いつだったか河津が話していた

更衣室に並ぶ使い込まれたロッカーの前で、河津に下から突き上げられ、激しく犯されるひな
ぱちゅっぱちゅっと肉棒が秘部を突く水音が狭い更衣室に反響する

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