この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ふみふみ
第15章 死去

「お義母さん、ありがとうございます…」

そう言うと七海ちゃんは病院に行ったのだ。
病院に着くとタケシの顔には白い布がかぶせてあった。

近寄って話しかける。

「お父さん、今来たわ…」

七海ちゃんはタケシの死に目に会えなかった。

「お父さん、ごめんね、さっき帰ったりして…」

すると、母、綾子がこう言ってくる。

「お父さんは七海の事待っていてくれたのよ…だから、大丈夫よ…」
「お母さん、私、お父さんの死に目に会えなかった…」

「大丈夫よ…お父さんは分かってるわ…」

そう言うと綾子と七海ちゃんは抱き合って泪を流していた。
それを、弟、真司が見ている。

真司も泪を隠せなかった。
タケシの葬儀は仕事柄大工だったので大勢の人が来てくれた。

タケシは外面がとてもいい人で、何故だか人から慕われていた。
家では家族に対してDVしていたとは誰も思わなかっただろう。

智也の父、聡一と朋子も参列してくれた。
もちろん、智也も一緒だったし弟の浩司も一緒だった。

葬儀は粛々と執り行われ、初七日も無事に済んだのだ。
母、綾子はだいぶ老けた様に見えた。

/146ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ