この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ふみふみ
第6章 避妊手術 ★
この奥津先生もアタシは大嫌いだったのだ。
もちろん、「シャー!!」と威嚇してやった。
でも、先生はそんな事には動じなかった。
アタシは病院の奥にあるケージに入れられた。
そして、数時間後…。
嫌がるアタシに先生は無理やりケージから出すと診察台の上に乗せた。
アタシは口に丸いマスクの様なものを付けられた。
その丸いマスクの様なものの空気を吸っていくと次第に眠くなってくるのが分かった。
ただ、空気を吸っていただけなのに、アタシはぐっすりと眠ってしまった。
その後のことは覚えていない。
気が付くと病院の奥にあるケージの中にいた。
おヘソの辺りに絆創膏のような物が張り付けられていた。
アタシはそれがイヤで仕方がなかったのだ。
でも、舐めてもなかなかそれは取れなかった。
アタシはとても不安になって七海ちゃんを呼んだのだ。
でも、七海ちゃんの姿はどこにもなかった。
眠れないまま朝になった。
朝になると優しい感じのする女性と大嫌いな先生がやって来た。
新しいお水とカリカリご飯をケージに入れてくれる。
でも、アタシは食欲がなかったので余り食べれなかった。
優しそうな女性がケージに入っているトイレの砂を綺麗に掃除してくれる。
アタシは綺麗になったトイレでおしっことうんちをした。
それを見ると、大嫌いな先生はとても嬉しそうだった。