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ふみふみ
第10章 新築アパート ★

「うん、俺さ、七海ちゃんとずっと一緒に居たいんだ…」
「でも、お夕飯とかどうするの?」

「俺、家で食べてくるからいいよ…」
「本当に?」

「うん、それに毎月差額の家賃も俺が出すしさ…いいだろう?」

七海ちゃんはちょっと考えている様だった。
でも、智也の押しに負けたのだ。

「ええ、いいわ、でも夕飯は食べて来てね…」
「うん、分かったよ」

そう言うと智也はとても嬉しそうに笑うのだった。
二人は一緒に眠る為のお布団を2組セットで買った。

そして、翌日から智也がアタシの家に来るようになった。
夜の8時を過ぎた頃になるとチャイムが鳴る。

出てみると智也だった。

「七海ちゃん、今日から泊るから…」
「分かったわ…」

「お義母さんには話してきたの?」
「うん、親父やおふくろには話して来たから大丈夫だよ」

「なら、良かったわ…」

それから、七海ちゃんたちは一緒にお風呂に入ったり、一緒に眠ったりしていた。
特に、一緒にお風呂に入ることが多くなったような気がする。

そんなある夜の事。
二人は一緒に仲良くお布団を二枚並べて寝る支度をしていた。

その後、また二人は交尾をし始めたのだった。

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