この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ふみふみ
第2章 誕生

アタシともう一人の三毛猫とはちょっと模様が違っていた。
妹の三毛猫はまだら模様の色をした三毛猫だった。

アタシの身体は三毛猫だったけれど、顔はそんなに色は入っていなくて白が多くて綺麗に見えた。
それに、アタシは5人兄妹の中でも一番活発だった。

弟や妹たちの身体の上に乗っては押し倒していった。
弟の茶トラ2匹は本当に性格が穏やかで、優しい子だった。

七海ちゃんはきっとこの茶トラを選ぶに違いないと思っていた。
だって、アタシよりも茶トラの方が断然綺麗だし、可愛かった。

でも、七海ちゃんは女の子を探している様だった。
茶トラは男の子だ。

白猫も男の子だった。
アタシともう1匹の三毛猫は女の子だった。

三毛猫の男の子は滅多に生まれてこない。
何故、三毛猫には男の子が少ないのか。

それは、男の子か女の子かを決めるのは、染色体のうち「性染色体」と呼ばれる部分で、男の子は「XY」で女の子は「XX」なのだそうだ。

三毛猫の毛色である「黒・茶・白」の3色を実現するには「XX」であることが必要条件であるらしい。
その為、基本的に女の子しか三毛猫にはなれないらしいのだ。

では、男の子の三毛猫が生まれる確率はどれくらいなのだろう。
この場合、白以外の2色を持てるため、三毛猫は誕生するらしい。

ただし、突然変異であるため可能性は極めて少なく、その確率は実に3万分の1で0.03%だと言われている。

また、男の子の三毛猫は生まれつき身体が弱かったり、繁殖能力が機能しないと言った症状がみられることが多いらしい。

/146ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ