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ふみふみ
第14章 対面

アタシも七海ちゃんと同じく赤ちゃんが欲しいと思うようになっていた。
ある時、アタシは子猫に近寄り、鼻を子猫の身体にくっつけて“クンクン”と匂いを嗅いだ。

すると、子猫はアタシの鼻に自分の鼻をくっつけて同じく“クンクン”と匂いを嗅いでくる。
そこで、お互い鼻キスをした。

それからは、もう親子の様に一緒に走り回って追いかけっこをして遊んだ。
その姿を七海ちゃんは見かけるととても嬉しそうだった。

七海ちゃんの言う通り、アタシとその子猫は約1週間で仲良くなれたのだ。
それからは毎日その子猫と一緒に遊ぶようになった。

寝るのも一緒だったし、イタズラも一緒だった。
七海ちゃんはその子の名前を考えている様だった。

そこで、七海ちゃんは思った。
この子猫はとても穏やかで優しい性格をしている。

女の子らしい名前を付けようと思ったのだ。
そこで、思い浮かんだのが「モモ」だった。

智也の母、朋子が聞いてくる。

「七海ちゃん、この前新しく来た小さな猫ちゃんの名前は決まったの?」
「はい、決まりました…」

「何ていう名前にしたのかしら?」
「はい、女の子なのでモモにしました…」

「あら、可愛い名前ね、お友達の家の猫と同じ名前だわ…」

そう言うと朋子は嬉しそうに笑うのだった。
七海ちゃんは朋子からそう言われると嬉しさを隠しきれない様だった。

アタシも名前が決まって嬉しかったのは言うまでもない。

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