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逢いたいから~心で告げた百万回の〝好き〟~
第4章 あなたと逢えたから
 いつしか外には絹糸のような雨が降っていた。萌は傘もささず、一歩雨の中に踏み出す。
 眼の前の純白の紫陽花が雨に打たれて、しっとりと潤っている。萎れていた葉も鮮やかな緑に甦り、生き生きとして見える。
 数歩あるいたところで、舗道の向こう側から歩いてくる人影に眼を瞠った。見上げるほどの長身、長い脚。さらさらとした癖のない前髪を無造作にかき上げる仕種。
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