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逢いたいから~心で告げた百万回の〝好き〟~
第4章 あなたと逢えたから
「ありがとうございました」
 踵を返そうとした萌に、オーナーが訊ねてくる。
「伝言は要らないんですね?」
 萌は軽く頷き、再び頭を下げた。
 パタンと、背後でドアが閉まる。その小さなドアは、萌と祐一郎の世界を隔てる分厚い扉だ。
 いいや、判っていた。最初から、萌は祐一郎と同じ世界になどいなかったのだ。十日前のあの日、ふとした偶然が重なって、萌と祐一郎のいる世界がほんの一瞬、交わっただけ。
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