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逢いたいから~心で告げた百万回の〝好き〟~
第7章 再会
 ライスシャワーが降り注ぐ。亜貴が両腕を高く掲げたかと思うと、胸に抱きしめられていたブーケが空高く投げ上げられた。
 昨夜から降り続いた雨が心配されたものの、天も二人の門出を祝うかのように、昼前には降り止んだ。今は嘘のような晴天で、空はからりと晴れ上がっている。
 雲一つない梅雨の晴れ間の蒼空に、真っ白な胡蝶蘭が舞う。
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