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逢いたいから~心で告げた百万回の〝好き〟~
第7章 再会
 隣のユッコが耳打ちし、萌は小さく肩を竦めて見せた。かく言うユッコもまた、叔父の長話に付き合わされ、閉口しているクチだったのだ。
 萌はといえば、やはり、ユッコと同様、叔父の長々と続く想い出話から解放され、正直、ホッとしていた。思わず小さく息を吐いたそのときだった。
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