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逢いたいから~心で告げた百万回の〝好き〟~
第8章 Tomorrow~それぞれの明日~
祐一郎がしみじみとした口調で言う。
萌は頷いた。
「それって、多分、良いことなんでしょうね」
「でしょう。目前の流行というか流行りに惑わされず、自分たちのやりたいものを追求して、自分たちのスタイルの披露宴をするっていうのは良いですよ。今は昔と違って、個性を大切にする時代ですよね」
平凡な主婦の私と異なり、彼はカメラマンという職業柄、多くの結婚式や披露宴を見ている。それだけに、実感のある言葉だ。
萌は頷いた。
「それって、多分、良いことなんでしょうね」
「でしょう。目前の流行というか流行りに惑わされず、自分たちのやりたいものを追求して、自分たちのスタイルの披露宴をするっていうのは良いですよ。今は昔と違って、個性を大切にする時代ですよね」
平凡な主婦の私と異なり、彼はカメラマンという職業柄、多くの結婚式や披露宴を見ている。それだけに、実感のある言葉だ。