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逢いたいから~心で告げた百万回の〝好き〟~
第8章 Tomorrow~それぞれの明日~
 萌は吐息混じりに言った。
「私なんて、ずっと家に閉じこもりきりだから、最近の披露宴なんて、どんなものか知りません。従姉の披露宴がなければ、知らずじまいです」
 祐一郎は首を振る。
「僕だって、たまたまカメラマンをしているから、知っているだけですよ。ところで、今日の新婦さんが萌さんの従姉とか?」
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