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逢いたいから~心で告げた百万回の〝好き〟~
第8章 Tomorrow~それぞれの明日~
「まあ、そうとも言えますが。萌さんも、なかなか厳しいことを言いますね」
 祐一郎は顔を綻ばせた。
「僕自身がそう感じたからかもしれないけど、写真もあのシーンはなかなか良いのが撮れたと思いますよ」
「え、そうなんですか」
 萌が思わず叫ぶと、彼は幾度も頷いた。
「見てみますか?」
「良かったら、是非」
 祐一郎はテーブルに置いた一眼レフを手にして、しばらくいじっていた。
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