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逢いたいから~心で告げた百万回の〝好き〟~
第8章 Tomorrow~それぞれの明日~
 ふと視線を動かした萌の眼に映ったのは、ガラスの向こうにひろがる庭園だった。六月最後の日曜日、そろそろ黄昏刻に差しかかり、蜜柑色の夕陽が片隅の紫陽花を照らしている。真っ青に染め上げられた紫陽花が何株も群れ集まっていて、なかなか豪華な眺めを呈している。
 昼前まで降り続けた雨の名残か、エメラルドグリーンの葉の上に、水晶のような雫がひと粒残っていた。オレンジ色に染まった雫がきらきらと夕陽に照らされ、煌めいていた。
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