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12歳年下の彼のお誕生日の話
第8章 沖縄旅行 3日目
着替えも込みの90分の
古宇利シュノーケリングコースは
カクレクマノミやウミガメにも出会えて
大満足のまま、時間を忘れていて
あっという間に終了して。
綺麗なシャワールームとロッカールーム
女性に嬉しいパウダールーム完備で。
ささっとお化粧直しをして。彼と合流した。
「ごめんね、港斗君お待たせ」
さっき案内をしてくれた
スタッフの人と彼が話をしながら待っていて。
謝りながら、彼と合流した。
気さくな感じのスタッフの人に
お見送りをして貰って
マリンショップのある場所を後にして。
そこから車で5分程で…
あの嵐のCMで一躍この島が
全国的に有名になって知名度が上がった。
ハートロックがある、ティーヌ浜へと向かう。
近くには無料の駐車場はないので
近隣の人がしてそうな…
有料の駐車場を利用する。
ティーヌ浜から近い場所から300円
200円、100円と距離で近い程
料金は高くなるシステム…みたいだ。
ティーヌ浜にある2つの岩は
1つ1つも♥の形に見えるし
角度によっては2つの岩の
間に♡を逆さにした穴がある様にも見える。
『巴さん知ってますか…?
この古宇利島って別名
恋の島って呼ばれてるらしいですよ?』
古宇利島と言う島の名前は
恋島(くいじま)と呼ばれていたのが
名前の由来だとされていて。
島全体がパワースポットなのだそうだ。
淡路島にも似た様な話があるけど、
この古宇利島にも沖縄版
アダムとイブの様な話があって
神様がこの島に降ろした男女が
海岸でジュゴンが…交わっているのを見て
男女の交わりを知って、その2人の子孫が
琉球人になったと言う…伝説で…。
『ホテルにチェックインしたら、
散歩がてら行ってみませんか?
その2人が住んでいたって言う場所が
止まるホテルの近くにあるみたいなんで…』
古宇利ビーチからは島を半周して
今のティーヌ浜まで来たから
反対側から島を回って戻りましょうと
彼が提案してきて、まずはすぐ近くの
島にあるもう1つの砂浜であるトケイ浜へ
ちょっと寄り道をして。
10分あれば1周出来る島なので
もう5分かければ元の…場所の
古宇利ビーチの方へと戻って来れる。