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12歳年下の彼のお誕生日の話
第8章 沖縄旅行 3日目
と…そんな感じで…12歳年下の彼に
おねだりをされてしまって。
そのまま…キッチンの奥の
隠し部屋みたいになってる
ハリウッドツインになっているベッドに
彼と一緒に…潜り込んでイチャイチャする。
当然…イチャイチャとしていたら、
合間いキスばっかりする様になって。
キスをしながら彼が…バスローブの上から
カリカリと…胸の先の突起を
爪で引っ掻いて来て。こうされるのに
弱い私は…身体を小さく跳ねさせてしまう。
「んあぁ、んっ…港…斗…君……
後…もう…ちょっと…だね……
港斗くんの…お誕生日……になるの…」
ベッドでイチャイチャし始めた頃には
時間は…23時を回っていたから
今から…えっちをしたら…
し終わった頃に…明日になってるか、
それとも…してる…最中に…なるか…。
『そうですね……巴さん…、
でも…僕の…今までの人生の中で
間違いなく、ダントツで今年の誕生日が
一番の誕生日になるって…思ってるんで…』
「でも…私…港斗君の誕生日なのに
何も…して無くない?パイナップルの
あそこで、明日飲むスパークリングワイン
買ってあげた位…なんだけど…?」
今回の旅行の旅費だって、
私が出すならまだしも…
彼のご両親と祖父母からのプレゼントだし。
彼が…どこに泊るのかとか
全然…当日になってやっと
教えてくれるような感じだったから。
宿泊先のホテルが分かってるなら
事情を説明して、事前に
お誕生日ケーキとか…お願い出来るのに。
明日も…ここに泊るって言うのは
やっと…今日…知ったぐらいだし…。
「こっちから…お祝い
させる気…無さ過ぎじゃない?」
『すっ…すいませんっ…』
「こんな…素敵な…ヴィラを
選んでくれた事は…大いに
大歓迎だし、嬉しいんだけど…
これじゃあ…私の誕生日みたいだよ?
私にも…お祝いをさ…
何か…させて欲しいんだけど…?」
と…そう彼に…思っていた事を
素直に…言葉にして伝えてみた所。
明日はここでゆっくりする時間を
長めに取りたいと思ってるみたいで、
明日のお誕生日当日の観光は、
この古宇利島にある
古宇利オーシャンタワーと
美ら海水族館だけのつもりらしいので。
明日の運転は私がするからと、
彼には観光の時間からお酒飲んで良いよと。