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12歳年下の彼のお誕生日の話
第8章 沖縄旅行 3日目

そう彼に明日の運転は、
私が全部する宣言をして。

まぁ…そんな風に…言ってみたけど
実は…私にも…用意はある。
ケーキとか用意するのは、
宿泊先を…教えて貰えなかったから
こっちも…諦めたんだよねぇ…。
実は…亜希子さんにも…こっそり
どこかわかりますか?って聞いたんだけど。
手配は…皆…彼が旅行代理店を通して
全部しちゃってたから…分かる訳も無くて。

「じゃあ…そうだなぁ~。
港斗君は…してみたい事と言うか
してみたい…えっちとか…ってあるの?」

『え??…でも…、絶対
ダメって、巴さん言いますよ?』

「プールはダメだからね?」

『ほらぁ、ダメって言うじゃないですかぁ…』

ここの…プールは…実は割と
この下にある道路から…
丸見えだったりするから…
ホテルのフロントでも…露天風呂も
プールも…水着着て入ってと…
説明は受けていたので……。

「こ…この…プールは…ほら…
前の道から…見えちゃうし……
お隣さんとはさ…距離が…
そこまで…離れてないから…ッ…」

『じゃあ…プール以外ですか……
だったら…明日の観光……行く時
巴さん…ノーパンでって言ったら…
ノーパンで…観光してくれるんですか?』

「…………」

『あ、いや…冗談…です…よ?』

こっちが即答しなかったから
どうしたらいいのか、
彼も分らなくなったみたいで
さっきの発言を取り消そうとして来たけど。

「ま…まぁ…それぐらいなら……ッ
明日は…港斗君の…お誕生日だし…」

『ちょっと…待って下さい…
じゃあ、ノーパンがありなら……
こっちが指定した下着とか…アリですか?
明日…になったら、巴さんに
履いて貰おうって…買ったのが
実は…あって…持って来てる…んですけど…』

是非、それで明日は
お願いしたいです…と
そんな風に言われてしまったら…
こっちも…それはダメとは…
ノーパンにOKを先に出してしまった手前。

OKするしか…、
選択肢が無かったんだけど。

「まぁ…パンツ…履かないのは…
良いよって言っちゃったから…。
明日は…特別な日だし…、
それでも…良いよ?…それが
港斗君のご希望だったら…ね?」


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