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12歳年下の彼のお誕生日の話
第2章 2024年7月6日
エステが終わった後は、
3人で適当にどこかで夕飯を食べる予定に
しているとそう巴が美咲に伝えると。
『もし、友坂さんの彼がOKって
言ってくれるんだったらなんだけどね?
この近くに私の友人が経営してる
イタリアンのお店があるんだけど…
本当は今日はね、その子のお店に
主人と…主人の妹ちゃんとね
一緒に行く予定だったんだけど…』
ご主人は…急に…接待ゴルフが
妹さんは妹さんでお子さんがコロナに
感染してしまったらしく、
3人分のお金は渡しておくから、
一人で行って来てくれるかな?と
ご主人に言われて困っていたので、
一緒に…港斗君がOKなら
もう1人追加って言うから
一緒にお夕飯を食べに行って貰えないかと
そんなお願いをされてしまって。
3人分のお金は…ご主人が全部
出してくれると言う事なので。
1人分だけを割り勘にしてくれたらと
そんな…御申し出を頂いてしまって。
港斗君にLINEをしたら
美咲さんが僕が行っていいならと
返事が返って来たので
美咲さんも港斗君の事は
凄い爽やかイケメンだって妹の
千冬から聞いてるから会ってみたいと言うので。
美咲さんからの御申し出に
ありがたく乗っからせて頂いて。
一緒に葵ちゃんとハーブ蒸しして貰って
ハーブ蒸しの後のエステを
葵ちゃんが受けている間に、
美咲さんのサロンには
セルフエステが出来るお部屋があって
美容器具とかもあるので。
好きに使ってくれていいわよと
美咲さんにお許しを貰って
洗面台でお化粧を落として
セルフエステをさせて貰っていた。
明日の日曜日も…
朝一番の営業開始前に
葵ちゃんは美咲さんにエステして貰って
うちの妹にメイクをして貰うらしくて。
私が知らない間に…千冬と
葵ちゃんが普通に仲良くなって居て。
偶に…赤ちゃん…うちの
実家に行って見せて貰ってるのだそうだ。
もしかしたら、私よりも
実家に行ってるんじゃないかな?
うちのお母さんからも…
葵ちゃんみたいな娘が欲しかったと
そんなLINEがちょっと前に来てて
何でお母さんが葵ちゃんの話するんだろ?って
そんな風に思っていた疑問も
全部すっきりとした感じだった。