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12歳年下の彼のお誕生日の話
第1章 秘密の男子会

小林君本人に聞いちゃうと
楽しみが半減するから?と
参考になった様な…ならない様な??

セクシーなのより
清楚と言うか可愛い感じの方が
本人にも似あうし、あの小林君も
安心しそうだから……可愛い系から
選ぶ事にして…。

『すいません…でした、
巴姉サン…私の買い物に…
付き合って…頂いちゃって…ッ』

「ううん、いいの…いいの。
私も丁度…新しい水着も…
下着も…欲しいなって思ってたから」

葵ちゃんの買い物を済ませて、
その後は私の水着を買いに行って。
それから、ウメ子の家に
夕飯を食べに向かった。
お店の雰囲気が女子受けのいいお店で、
何度か利用したことがあるし。
完全個室だからおしゃべりも
周囲に気を遣わずにする事が出来るから。


ーーー
ーー


一方…その頃…男性陣も
同じく三宮に居た。
港斗が…今回の男子会の主催になるので。
4人用の個室を押さえて置いた。
三宮駅から徒歩2分の場所にある
焼き鳥と海鮮が食べられる居酒屋で。
3時間の飲み放題付きで3000円の
コースを予約してある。

ちょっと仕事で送れると
メインの小林から連絡があって
先に集まってた双子と…
えびせんと枝豆頼んで
ビール飲んで待ってたんだけど。
20分程…遅れて…主役が到着した。

『お、やっと主役の登場やん。
ミナトから聞いてんで?
あの葵ちゃんって子と、上手く
行ったらしいやん?自分』

遅れてすいませんでしたと、
小林が3人に挨拶をする前に
先に來翔が小林に話しかけていて。

『あ…はい…、その生田さんと
友坂さんにその節は…色々と
その、お世話になりまして…』

『…て…言うか…大分、彼、
雰囲気…変わったんじゃない?』

そう…小林君に大成功イメチェンに
驚いた顔を有翔の方がしていて。

『ほんまやん、大分前とちゃうやん。
めっちゃイケメンなってんで?自分』

そう言ってバシバシと
音がするほどに小林の肩を
來翔が叩いていて。

『あれ?自分……細い思っとったけど
割とがっしりしとるし、筋肉ついてない?』

『元々水泳部…だったんで……』





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