この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の彼のお誕生日の話
第3章 2024年7月7日
ーー
ーー
ーー
同時刻 小林side
待ち合わせ場所である
垂水駅の近くの
車を置いて置ける場所には、
待ち合わせ時間の15分前に着いた。
LINEを確認したら、時間よりも
ちょっと遅れるかも知れないと
待ち合わせをしている相手である
蛯名さんからLINEが来て。
慌てないからゆっくり、
事故が無い様に来てくれたらいいよと
小林はLINEを返した。
ちょっとした合間に纏めノートを
パラパラと見ながら、内容を確認する。
7月1日に…來翔さんと有翔さんの
マンションで男子会が開催された
翌日の7月2日は休みだったので
蛯名さんは…その日は仕事だったから
仕事が済んだら一緒に夕飯を
食べに行く約束をしていて。
それまで時間があったので
家の近くの長田のプールに泳ぎに行って。
それから…ネットカフェに行って
色々と調べながらこのノートを纏めて。
教えて貰った事の復習と、
7日に向けての予習を…
何度も…繰り返して来た…。
前に…デートで居酒屋に行った時に
ちらっと聞いた感じだと…
蛯名さんも…前に付き合っていた彼氏と
別れて以来は…そう言う事を
全く…して無いと言うので。
お互いに…初心者…みたいな感じだし、
お互いに…年の単位でブランクがある。
その事を…LINEで相談したら
LINEを送ったのは有翔さんの方なのに
手が離せないらしいからと
來翔さんの方が返事を返してくれて。
その來翔さんからのLINEが
①部屋は暗くする
②相手に気を遣う
③優しくする(激しくしない)
④フェラは相手の出方次第
⑤ちゃんと出来なくてもいいと言う位の
気持ちでセックスに臨む
⑥アフターケアは…しっかりと
そんなに長い事してへんのやったら
セカンドバージンやから、
初めての子をするぐらいの気持ちで
した方がええで…と言う…。
そんなありがたいお言葉を
頂戴した…と言う経緯があって。
後…その他にも來翔さんからは
ラブホテルに入る時は
…相手も緊張してるから
手を繋いであげるといいとか。
これから…始めるって時には
向い合せじゃなくて
ベッドの端の横並びに座るといいって。
そんな感じのアドバイスも貰った。