この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の彼のお誕生日の話
第5章 7月7日 PM編
レジを済ませて、お気に入りの
DMMかりゆし水族館のおみやげを
ゲットして水族館を後にした。
水族館からまた国際通りの方面に移動して、
20分程車を走らせると
今日の沖縄那覇での宿泊先の
エスティネートホテル那覇に到着した。
提携してる駐車場はホテルから
歩いて2分程の距離なので
カラカラとキャリーバックを
引っ張りながらホテルまで移動する。
『ここが今日のホテルですよ、巴さん』
このホテルは事前にスマホで
チェックインの手続きを済ませると
フロントで部屋の鍵を受け取るだけで良くて
フロントでチェックインを
列を作って待つ事もなく
快適にチェックインする事が出来た。
ここのホテルはちょっと変わっていて
1階がレストランラウンジになっていて
ラウンジのカウンターがフロントになっている。
『ここめっちゃ安かったんで
期待して無かったんですけど、
綺麗でいい感じですね…』
国際通りまで歩いて10分
ゆいレールの駅も近い
好立地のデザイナーズホテルなのに
かなり費用はリーズナブルなのだそうだ。
丁度、到着した17時には
ハッピーアワーの時間で
オリオンビールがこの
ラウンジで頂けると言う事で。
お洒落なカフェから外の
ウッドデッキになったテラス席に
出る事も出来てテラスにある
テーブル席でまずは…オリオンビールで
彼と乾杯をして…から客室へと向かった。
ジョッキじゃなくてグラスなので
お代わりも無料だから、
彼は既に3杯飲んでたけど…。
グラスだからジョッキの1杯ちょっと
ぐらいの量なんだろうなぁ。
お部屋は…琉球モダンキングで。
青と白を基調とした落ち着いた
モダンな感じの内装で。
部屋の広さは…この立地なら
十分に納得できる感じの客室だった。
『やっぱり那覇のホテルは狭いですね…』
ベッドの頭元には沖縄の
伝統柄をモチーフにした
お洒落なグラフィックアートがあって。
お部屋の外の廊下の部分も、
クラシカルでお洒落な印象だった。
『狭いけど…お洒落なホテルだね…』
下のラウンジもお洒落な感じの
カフェみたいな雰囲気だったし。
デザイナーズホテルって感じがする。