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12歳年下の彼のお誕生日の話
第1章 秘密の男子会

小林君との…初めての夜の為に
あれがいいかな?こっちがいいかなって
あれこれ…考えながら下着を選んで
新調して新品の下着を用意してるか。
もしくは…ここ一番の特別な日の為の
普段はしないような高い下着を着けて来る。

自分を綺麗に魅せる下着だったり、
胸が小さい子はそれが大きく見えるような
そんな下着を選んだりもする。
前もって小林君の好きな色とか
好みの感じをリサーチして、
選ぶのの参考にしたりとかしてる。

セックスの時に下着を褒めると言う事は、
女の子側からすると、その下着を
相手の事を思って選んでいたその時間や
過程も褒めて貰った喜んで貰えたと言う
それが嬉しくて、次の時もまた次の時も
下着を選んで来る様になるのだそうだ。

だから…その下着をさっさと外して
裸にしてしまったりしないで、
シャワーを行為の前に浴びるにしても
下着を見るまでは…持って行って
下着をちゃんと褒める様に…と。

昔…不倫していた人妻に
有翔さんが聞いた話では。
着け心地が良い下着、と
本人が気に入っている下着と、
見栄えがいい下着は=ではないから。
綺麗に魅せる下着は…女性側には
快適な着け心地ではない場合も多いのだそうだ。

身体を褒めるポイントとしては、
具体的にどうこうって褒めなくても
綺麗だとか…素敵だって、言うだけで良いらしい。

どこかしらには…自分のパーツの中で
嫌いな場所、気にしてる場所は
女の子にはあるから、それを
綺麗だねとか、最高だって褒められると
それだけで…その自分の身体の
コンプレックスから解き放たれて
その男性に…安心して自分の身体を
委ねる事が出来るのだそうで…。

有翔は…その人妻を…
行為中にひたすらに褒め倒してと
お願いされて褒め倒したらしいけど。
その人妻は…旦那さんが…
前々褒めてくれなくて…張り合いがないと
そんな愚痴を漏らしていたのだそうで。

釣った魚にエサをやらないって言うのは
そう言うのを…言うんだろうなと。
釣ったからって安心してたら、
他所で別の男にエサ貰ってたと…。

『可愛いとかも…喜ぶかも……』

『ミナト、友坂さんに怒られるよ?』



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