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主婦という枯れない花
第11章 ほぐされる
遥香とも関係を持ってしまった。
後悔はなかったが、茜ちゃんに続いて遥香までと、自分でも歯止めが効いて無い気がする。
夏が終わると茜ちゃんの大学が始まり中々会えなくなっていた。LINEでは話したりするがなかなか忙しそうだった。
遥香も忙しそうで私だけ時間を持て余していた。
ある日、家に帰ってくると一枚のチラシがポスティングされていた。普段あまり見ないが今日はなんとなく見てしまった。
近くに24時間のフィットネスジムができたらしい。
入会キャンペーンで入会料が無料らしい。
運動不足を実感していたので良い機会だと思い入会することにした。
休みの日にジムに出向き契約をする。シャワーも完備で使い放題らしい。
最初のうちは筋肉痛もしていたが続けるうちに体が動くようになってきた。身体も締まってきた気がする。
平日昼間のジムはある程度来る人が決まっており、しばらくすると会釈したり軽く会話するようになっていた。
ある日、午前中、汗をながし帰る所で声をかけられた。
「上がりですか?」
よく一緒になる30代の筋肉質な男性だ。
「はい。もう一通りこなしましたから」
「俺も今から上がるんで良ければランチでもどうですか?」
男性にこんな風に誘われるのはかなり久し振りだった。
「う~ん。でも私、既婚者ですよ。」
「いやいや、そんなつもり無いですよ。食事だけですって」
彼が笑う。
「まぁ、良いですよ、行きましょうか。」
私も釣られて笑う。
彼は雄二さんと言って独身で、仕事の関係で平日休みが多いとのことだった。
「平日休みだと友達と予定合わないんですよねー。だからジム入ったんですよ。暇つぶしですね」
「あー。私も近いかも。仲いい友人達が忙しくて遊んでくれなくて、運動不足だったからちょうどいいなって」
「いっしょですね。」
そう言って笑い合う。
「美樹さんはジムどうですか?続けられそうですか?」
「結構身体変わって来たかなって気がするんで続けられそうですね。筋肉痛するけどね」
「まぁ、そうなりますよね。マッサージとかちゃんとしてます?」
「してないかも...」
「したほうが良いですよ。次の日全然違いますよ。」
「そうなんですねー。でもしてくれる人いないからなー。」
「自分でもできるところもありますけどね。旦那さんはしてくれないんですか?」
「すれ違いだからなー。」
「そうなんですね...」
後悔はなかったが、茜ちゃんに続いて遥香までと、自分でも歯止めが効いて無い気がする。
夏が終わると茜ちゃんの大学が始まり中々会えなくなっていた。LINEでは話したりするがなかなか忙しそうだった。
遥香も忙しそうで私だけ時間を持て余していた。
ある日、家に帰ってくると一枚のチラシがポスティングされていた。普段あまり見ないが今日はなんとなく見てしまった。
近くに24時間のフィットネスジムができたらしい。
入会キャンペーンで入会料が無料らしい。
運動不足を実感していたので良い機会だと思い入会することにした。
休みの日にジムに出向き契約をする。シャワーも完備で使い放題らしい。
最初のうちは筋肉痛もしていたが続けるうちに体が動くようになってきた。身体も締まってきた気がする。
平日昼間のジムはある程度来る人が決まっており、しばらくすると会釈したり軽く会話するようになっていた。
ある日、午前中、汗をながし帰る所で声をかけられた。
「上がりですか?」
よく一緒になる30代の筋肉質な男性だ。
「はい。もう一通りこなしましたから」
「俺も今から上がるんで良ければランチでもどうですか?」
男性にこんな風に誘われるのはかなり久し振りだった。
「う~ん。でも私、既婚者ですよ。」
「いやいや、そんなつもり無いですよ。食事だけですって」
彼が笑う。
「まぁ、良いですよ、行きましょうか。」
私も釣られて笑う。
彼は雄二さんと言って独身で、仕事の関係で平日休みが多いとのことだった。
「平日休みだと友達と予定合わないんですよねー。だからジム入ったんですよ。暇つぶしですね」
「あー。私も近いかも。仲いい友人達が忙しくて遊んでくれなくて、運動不足だったからちょうどいいなって」
「いっしょですね。」
そう言って笑い合う。
「美樹さんはジムどうですか?続けられそうですか?」
「結構身体変わって来たかなって気がするんで続けられそうですね。筋肉痛するけどね」
「まぁ、そうなりますよね。マッサージとかちゃんとしてます?」
「してないかも...」
「したほうが良いですよ。次の日全然違いますよ。」
「そうなんですねー。でもしてくれる人いないからなー。」
「自分でもできるところもありますけどね。旦那さんはしてくれないんですか?」
「すれ違いだからなー。」
「そうなんですね...」