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主婦という枯れない花
第3章 久しぶりのセックス
「初めまして二人はカップルさんですか?」
若い女性のほうがそう聞いてくる。
リコちゃんと言うらしい。
小柄で可愛らしい目が大きい子だ。
「さっき知り合ったばかりだよ。そっちは?」
ショウ君が聞き返す
「私たちはカップルですよ。」
何の変哲もない可愛らしいこのカップルがこんな所に2人で来ているのが不思議だった。
「二人はこう言う所に良く来るの?」
疑問に思って聞いてみる
「ここは初めてですけどね。いろんな人に身体見られたりするのが好きなんです」
好きな食べ物でもいうかのように彼女が口にする。
絵梨佳とそう変わらなそうな年齢の女性がそんな趣味を持っている事に驚く。私が学生の頃はそんな事考えもしなかった。
周りを見渡すと普通の格好をしている女性の方が少数派で感覚が麻痺してくる。
「じゃあせっかくだから4人でゲームでもしましょうか」
そう言ってショウ君が話を切り出す。
「お互いのカップルが交互でダーツを投げて負けたほうが相手のカップルの指示通りの衣装に着替える。」
私は戸惑った。しかしリコちゃんが乗り気で私にやろうとせがんで来る。
周りを見るとそのくらい大したことでない気がしてくる。
あまりに過激な場合は断るからと言ってダーツの前に移動する。
酔いとその場の空気に完全に飲み込まれていた。ダーツなどしたことが無かった私は酔いもあってか中々思うところに刺すことができない。

「私たちの勝ちですね!どれにしようかな~」
リコちゃんが嬉しそうに衣装を選び出す。
「本当に着替えるの?こんなオバサンの身体見ても嬉しくないよね?」
そう言って男性陣に泣きつく。
「ダーメ。約束なんだから」そう言ってリコちゃんから衣装を渡される。隠すところがほとんどないネグリジェのような衣装だ。
「これが嫌ならミズキさんの自前の下着でも良いですよ」
そう言ってリコちゃんが更衣室へと私を連れ込む。
私が躊躇してると
「一人が嫌なら私も着替えますね」
そう言ってリコちゃんが同じような衣装に着替える。私は観念し衣装を着る。下着は透けてほぼ見えてしまっている。
「ミズキさんスタイル良いなー。羨ましい」
そういうリコちゃんに、そのままフロアに押し出される。

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