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第3章 久しぶりのセックス

ショウ君が私の乳首を吸い先端を舐める。快楽が身体を突き抜ける。今迄のセックスでは味わったことの無い快感だ。身体全体が愛撫を求めて蠢く。
乳輪を舌先がなぞり、硬く起立した乳首を舌先が弾く。
「あんっ...」
乳首でイカされそうになる。こんなことをクリトリスにされたらどうなるのか。
「ミズキさん...エッチ...」
いつの間にかセックスを中断していたリコちゃんが私たちの近くまで見に来ていた。
「それに下着凄いことになってる...」
リコちゃんに言われるまでも無く自覚していた。
早くクリトリスを触ってほしい。歯止めが効かなくなっていた。
「どこを触ってほしい？」
ショウ君に聞かれる。
「正直に言って」
「...クリトリス触って」
初対面の男性にこんな事を言う日が来るなんて今日まで思っていなかった。
「ショーツ、グショグショだね」
そう言われて脱がされる。
ショウ君の指がクリトリスを捉える。先端を彼の指が擦り上げる。
「んーっっ！」
声にならない声を上げ背中が弓なりになる。
彼の指が動くたびに声を上げる。
直ぐにイカされる。
「あっ...イヤ...イク...」
「いいよ。一回イキな」
そう言ってショウ君が動きを強める。
「イク」
身体が跳ねて最初のエクスタシーを迎える。
力が抜けマットにへたり込むように身を預ける。
「凄い...」
リコちゃんが呟く。
ふとショウ君に目を移すと、いつの間にかボクサーパンツを脱ぎ捨てており、逞しい隆起したペニスがそそり勃っている。
視線に気づいたショウ君が私を見つめる。
「入れてみる？」
そう言って私の身体を自分の方に引き寄せる。
この期に及んで私は躊躇していた。
膣口は愛液を垂れ流しペニスを受け入れる準備はできている。挿入してほしい。本音を言えばそうだ。しかし彼のペニスを受け入れれば昨日までの私ではなくなってしまう。何故かそんな気がしていた。
私が躊躇してるのを察してか
「無理にとは言わないよ。ミズキさんに決めて欲しい。」
そう言いながらも私への愛撫を再開する。
身体を密着させながらキスし、乳首を刺激してくる。先程までと明確に違うのは怒張したペニスを私の身体に当ててくる点だ。
私の身体で興奮してくれてる。男性の性欲をぶつけられるのが久しぶりだったが、内心喜びを感じているのが自分でも意外だった。