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主婦という枯れない花
第6章 初めての相手
「俺、牧さんの事...」
ドキドキした。彼のその後の言葉を聞きたいのか聞きたくないのか自分でも分からなかった。
「待って。拓也君はまだまだ若いし私、43歳だよ。」
「関係ないです」
拓也くんの勢いは止まらない。こんな事言われるの久し振りだった。心臓が高鳴る。しかし真に受けてはいけないと心の片隅で思う。
「そう言ってくれて嬉しいよ。ありがとう。でも、ごめんね。怒るかもしれないけど、たまたま近くに少しタイプの女性がいたから勘違いしてるだけだよ」
「そんな事...」
「関係ないって言っても年齢の差は関係あるよ。それに人妻だし」
「結婚してなければ全然いいって言ってくれてましたよね。俺が気にしなければ良いんですか?」
真っ直ぐ見つめてくる。こんな風に口説かれたのは、いつぶりだろう。
「私が気にするの。付き合ってあげられないし、デートもできないよ。人にも言えないよ。私がもっと若くて独身なら良かったんだけどね」
そう言って私は歩き出す。拓也君の顔を見ることができなかった。2.3歩あるいたところで後ろから急に抱きしめられる。
「牧さん、ごめんなさい。抱きしめたくなりました。」
そう言って強く抱きしめてくる。私は何も言えずに彼にされるがままだった。
少しの間彼に身を任せる。
「正面から抱きしめていいですか?」
「それで落ち着く?」
「分かんないです」
「良いよ...今日だけね。」
そう言って路地裏に行き正面から抱き合う。拓也君の心臓のドクドクが伝わってくるようだ。私のも感じられているだろうか。
2,3分だっただろうか。もっと長くも感じた。
「もう終わりね...」
そう言って身体を離そうとする。少し離れた瞬間、唇を合わせてくる。ぎこち無いけれども気持ちが伝わってくるようなキス。私の身体を必死で抱きしめながら。
少し戸惑ったが私も抱きしめかえす。
長くそして短いキス。
「怒りました?」
「怒ってたら今頃ひっぱたいてるよ」
彼がまた抱きしめてくる。私も手を彼に回す。
どちらからともなくキスをする。
彼が遠慮がちに舌を入れてくる。私は受け入れた。
お互いに舌を絡ませる。一生懸命に求めてくる。
頭の中にクチュクチュと舌を絡ませる音が響く。
私の下腹部に彼の下腹部が当たる。
そこは既に硬さを主張していた。
気付いたのだろう。彼か少し体を離す。
私は構うことなく体をさらに密着させた
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