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主婦という枯れない花
第8章 芽吹く身体
季節は夏を迎えた。
私は特に代わり映えのない日々だった。絵梨佳も大学が休みを迎えたらしいのだが部活の遠征やら、合宿やらで忙しい日々を送っているそうだ。お盆休みあたりに帰ってくるらしい。
絵梨佳がいた時は学校の予定に合わせて私の生活も少し変化が有ったのだか今年は何事もなくいつも通りの毎日だ。

茜ちゃんも学校が休みを迎えシフトを多く入れているらしく会うことも多くなった。
拓也君達はは実家に帰っているらしい。茜ちゃんは実家ぐらしなので夏の間にお金を稼ぐらしい。
夫の会社は景気が良いらしく社員旅行で海外に4泊6日で旅行に行くのだそうだ。
今時珍しい気もするが私も気が楽なので少し浮き浮きしていた。

「そうなの?なら美樹ちゃんの家に遊びに行きたい!」
シフト帰りに一緒に帰っている時に茜ちゃんに夫の社員旅行の話をすると茜ちゃんがお願いをしてきた。
茜ちゃんは、いつの間にか私のことを『美樹さん』ではなく『美樹ちゃん』と呼ぶようになっていた。
娘のような年齢の子に、ちゃん付けで呼ばれるのは少し気恥ずかしい気もしたが正直嫌な気はしなかったのでそのままにしておいた。
茜ちゃんは実家住まいで兄弟も多く家が手狭で窮屈な思いをしているらしい。
「この年で自分の部屋もないんだよね」
そう言ってぼやくのを何度か聞いたこともある。
「来週なんだよねー。」
そう言ってスマホを開いてシフトを確認しているようだ。
「この日、二人共連休だよね。泊まりに行って良い?お願い!」
「私は良いけど一応旦那に聞いてみるね。」
「私もお母さんに言っておこう!楽しみー」
もう茜ちゃんはそのつもりになっている。

夫に一応聞いてみると大丈夫との事だった。男の人かもしれないとか思わないのだろうか。
夜に茜ちゃんにOKのラインをする。
茜ちゃんも問題ないらしい。思えば茜ちゃんとプライベートで会うのは拓也君に抱かれたあの夜以来だった。
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