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主婦という枯れない花
第8章 芽吹く身体
当日は二人共午前中からのシフトだった。
15時で上がらせてもらい車で一旦茜ちゃんもの家へ向かう。茜ちゃんは荷物を持ってくるつもりだったが重たいだろうと思ったのと、一応ご両親に挨拶しておきたかった。
茜ちゃんの家族が暮らすマンションに着き茜ちゃんが家の中に入って行く。少しすると茜ちゃんが荷物を持って出てくる。
後ろから茜ちゃんのお母さんが顔を出す。
「すみません。この子のワガママ聞いてもらって。」
そう言われ頭を下げられる。私の少し上くらいの年齢だろうか。明るく茜ちゃんのお母さんらしい雰囲気の女性だ。
「こちらこそ。一人で淋しいから茜ちゃんに来てもらいたかったんです。お嬢さんお預かりします。」
そう言って菓子折りを渡す。
「わざわざこんな物ご用意して頂かなくても良かったのに」
「そうだよ。美樹ちゃん。」
「ちょっと!アンタ、失礼な呼び方するんじゃないわよ。」
「良いの!美樹ちゃんと私は友達なんだから。」
そう言って茜ちゃんが靴を履く。
「私も、新しい友達ができて嬉しいんです。」
そう言って私も笑う。
「正直、新しい友達って言ってたから同世代の友達だと思ってたんですけど、まさか私と同世代の方なんて思わなくて」
そう言ってお母さんが笑う。笑顔の可愛い人だ。
この人に育てられたから茜ちゃんはこんなに可愛いのだろう。
「私もこの年になって娘と同世代の友達が出来るなんて思ってなかったです」
私も釣られて笑う。
私の連絡先もお母さんに渡し挨拶を終え茜ちゃんと車にのる。
「挨拶なんて良かったのに。その為に来てくれたんでしょ?」
車の中で茜ちゃんが言う。
「そういうわけにはいかないよ。大切な娘さんを預かるんだから。可愛いいお母さんだったね。」
「そうかなぁ。美樹ちゃんの方が可愛いと思うけど。」
「そんな事無いわよ。挨拶できてよかった。」
家に着き荷物を置く。
「一軒家だー。良いなー。」
そう言って茜ちゃんが周りを見渡す。
「うちと違って綺麗に片付いてるねー」
「茜ちゃん来るから掃除したの。」
お茶を出す。
「何かウキウキするね。」
楽しそうな茜ちゃんを見てると私まで楽しくなってくる。
15時で上がらせてもらい車で一旦茜ちゃんもの家へ向かう。茜ちゃんは荷物を持ってくるつもりだったが重たいだろうと思ったのと、一応ご両親に挨拶しておきたかった。
茜ちゃんの家族が暮らすマンションに着き茜ちゃんが家の中に入って行く。少しすると茜ちゃんが荷物を持って出てくる。
後ろから茜ちゃんのお母さんが顔を出す。
「すみません。この子のワガママ聞いてもらって。」
そう言われ頭を下げられる。私の少し上くらいの年齢だろうか。明るく茜ちゃんのお母さんらしい雰囲気の女性だ。
「こちらこそ。一人で淋しいから茜ちゃんに来てもらいたかったんです。お嬢さんお預かりします。」
そう言って菓子折りを渡す。
「わざわざこんな物ご用意して頂かなくても良かったのに」
「そうだよ。美樹ちゃん。」
「ちょっと!アンタ、失礼な呼び方するんじゃないわよ。」
「良いの!美樹ちゃんと私は友達なんだから。」
そう言って茜ちゃんが靴を履く。
「私も、新しい友達ができて嬉しいんです。」
そう言って私も笑う。
「正直、新しい友達って言ってたから同世代の友達だと思ってたんですけど、まさか私と同世代の方なんて思わなくて」
そう言ってお母さんが笑う。笑顔の可愛い人だ。
この人に育てられたから茜ちゃんはこんなに可愛いのだろう。
「私もこの年になって娘と同世代の友達が出来るなんて思ってなかったです」
私も釣られて笑う。
私の連絡先もお母さんに渡し挨拶を終え茜ちゃんと車にのる。
「挨拶なんて良かったのに。その為に来てくれたんでしょ?」
車の中で茜ちゃんが言う。
「そういうわけにはいかないよ。大切な娘さんを預かるんだから。可愛いいお母さんだったね。」
「そうかなぁ。美樹ちゃんの方が可愛いと思うけど。」
「そんな事無いわよ。挨拶できてよかった。」
家に着き荷物を置く。
「一軒家だー。良いなー。」
そう言って茜ちゃんが周りを見渡す。
「うちと違って綺麗に片付いてるねー」
「茜ちゃん来るから掃除したの。」
お茶を出す。
「何かウキウキするね。」
楽しそうな茜ちゃんを見てると私まで楽しくなってくる。