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Born to be mine 番外編(ある日の咲希)
第7章 ある日 その7
今年も咲希の誕生日がやってきた。
毎年何かしらやるけど今年は美優も一緒にサプライズを企画(^^)
と言うてもこどもにとって秘密なんてあって無いようなモンやから2段構えで行くコトに。

美優の役目は当日に咲希を外に連れ出すコト。
夕方保育園から帰ったら買い物がてら公園で時間を潰すように仕向ける。
たぶん咲希が鋭いから何かしら気付いて付き合うはず。

オレは有休取って同僚宅を借りて料理を仕込み。
ケーキはさすがに焼けんので特注を用意した。

夕方帰宅するとどうやら上手くいってるよう・・・

美優と一緒に作った飾りで部屋中をデコる。
料理とケーキ、花束をスタンバイしたところで2人が帰宅。


「咲希ちゃん、目ぇつぶって!」

「え~!? 何なん~? 何かあんの~?」

「エエから早く~!」


美優が咲希の手を引いてリビングに入ってくる。


「目ぇ開けてエエよ~(^^)」


咲希が目を開ける。


「お誕生日おめでとう!!!」
(美優とハモる)

「え~!? 何これ? 陵ちんもおる!」

「やったぁ~(^^) 大成功~!」


(*´ω`*)美優、100パーのドヤ顔。


それから3人でパーティー。
美優はお手製の「お手伝い券」を、オレは花束と咲希が欲しがってた財布をプレゼント。

咲希の笑顔がいつもにましてキラキラしてる。
美優のドヤ顔もカワイイてしゃあない。

散々はしゃいだ美優はいつもより早くにおねむ(^^)
寝かしつけたあと片付けをして咲希とソファーでマッタリする。


「陵ちん、毎年ありがと。誕生日に奥さんを毎年ワクワクさせる旦那でホンマ嬉しい(*^^*)」

「ん!? そうかぁ? そら良かった(^^) 今年は美優も大活躍やったし。 ところで美優はちゃんと秘密守れてたん?」

「それやねん、美優な、具体的なコトはナンも言えへんかったよ。けど態度で何かあんなぁて思うてたけどな(^.^)」

「マジか!? 凄いな。咲希がちゃんと育ててくれてるからやな!」

「ちゃうよ~、美優の基準は陵ちんやで。咲希と2人でおったらウルサイねんから。『咲希ちゃん、陵ちゃんに嫌われるで!』って(^.^)」

「そうなんや、そんなん気づきもせんかったわ。」

そんな話をしながら夜は更けて・・・
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