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Born to be mine 番外編(ある日の咲希)
第8章 ある日その8
オレは仕事の都合上平日が休みのコトが多い。
休みの日は咲希には出来るだけノンビリしてもろて美優の面倒を見るコトにしてる。
というか、オレ自身が美優と一緒におりたいだけやねんけども(笑)
今日の休みも咲希には寝坊させといて朝メシと美優の弁当を作る。
咲希が起きへんようにそ~っと美優を起こして着替えさせる。最近はお姉ちゃんになってきて自分で着替えるんやけどボタンかけ違えたり前後ろやったりとワヤクソ(笑)
けど美優が納得するまではひたすら待つようになった。
咲希に言われてそうするようになってんけど。。。
「陵ちゃんできたー\(^^)/」
「よっしゃ~(^^)、鏡で見てみ~(^^)。そんでエエんか~?」
「あれ!?陵ちゃん、ボタンおかしい(°▽°)。1つ余った(・ω・)。」
「せやな(笑)ボタンが1つ余ったっちゅうことは穴も1つ余ってんちゃうか~?」
「ホンマや!下の穴、余ってる!やり直し~(^^)」
どこの親もそうやと思うけどこうゆう時ってホンマ幸せ。
着替えが済んだら朝食。
咲希も美優もラピュタトーストが大好き(笑)
(天空の城ラピュタに出てくるパンに目玉焼きを載っけただけのアレ)
「いっただきま~すo(^o^)o」
「ど~ぞ(^^)」
美優は半熟卵やパンのくずを落とさんように慎重に食べる。
着替えさせてから食べさせるようになってからというもの美優はきちんと食べるようになった。
嬉しい限り(笑)
朝食を終えると登園。
手をつないで歩いてても美優は喋りっぱなし(笑)
園に着いたら保育士さんが
「美優ちゃんいつもパパとご一緒ね~(^^)」
「うん\(^^)/ あ、陵ちゃん、お迎えも来てくれんの?」
「う~ん、どないしよっかな(^^)」
「アカン!来てや!」
「来るに決まってるやん!? 行ってらっしゃい。」
「は~い\(^^)/ 行ってきま~す(^^)」
美優に手を振って見送るとオレは家に向かった。