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Born to be mine 番外編(ある日の咲希)
第4章 ある日 その4
同僚が2人同時に会社を辞めてしもて仕事量が倍に…


休みも取れず、朝早くから夜遅くまで働く日が続いてた。


やっと休みがとれたある日……


オレは枕元に気配を感じて薄目を開けた。


美優がゴソゴソと絵を描いてる。


その向こうに洗濯物をたたむ咲希。


なんでわざわざここで???



「りょうしゃんおきへんね~( ・ε・)」


「そうやね…でもゆっくり寝かしとこな。陵ちゃん、お仕事いっぱいして疲れてるから。」


「うん。りょうしゃんいっぱいネンネしたらみうとあそんでくれるかなぁ?」


「遊んでくれるよ~(^^) 美優がもうイイって言うくらい!」


「みう、りょうしゃんにおえかきみてもらうん。」


「そしたら陵ちゃんが起きる前にちゃんと書いとこな。」


「あ~い(^^)」


そんなやりとりを聞きながらオレは身体を起こした。


「りょうしゃんおきた~(^^)」


「ゴメン陵ちん、起こしてしもた?」


「いや大丈夫。美優~今日はいっぱい遊ぼな~。咲希も、今日はみんなで時間過ごそ。」


「イイよ、無理せんとゆっくり休んで。」


「アホ言え、2人と過ごして充電すんねん。 美優、ケーキ食べに行く?」


「けーきっO(≧∇≦)O」


「咲希、オレの朝飯と美優のおやつ兼ねてコーヒー飲みに行こう。」


「ホンマ?行く。ちょっと待って、用意するから。美優、お着替えしよ。」


「は~い。」


オレも着替えて顔を洗い3人で家をでた。


ノンビリ散歩しながらいつもの喫茶店に向かう。


こんな時間がいちばん幸せやな。


咲希と美優に会えて良かったと思うた1日でした。





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