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あなただけ今晩は
第9章 鶴の湯温泉

二号館以外は全て部屋出しで、外に面した本陣のお部屋にも雨や雪の日も笠をかぶってお部屋に配膳してくれるらしい。

本陣での食事は格別だと言える。
出来れば、味わいたかったとこの時は思ったものだった。

私たちは温泉に入れたと言う記念に『入湯記念』なるものを500円で確か買ったと思う。
大きさはA3くらいだっただろうか。

そこに鶴の湯の宿のスタンプが大きく押されていて、入湯記念と書かれてある。
その記念のスタンプされた紙を持ち記念撮影をしたのを覚えている。

皆のテンションは高かった。
潤一夫婦は琴美を写真に収めるのに必死になっていた。

可愛い盛りなのだ。
この瞬間を写真に収めたいと思うのが親心だろう。

そんな事を考えながら潤一夫婦を見ていた。
私たちにも子供が出来た時、きっと同じことをするに違いないと思っていた。

帰りは確か田沢湖に行ったと思う。

瑠璃色の湖面に映る「たつこ像」とたつこ姫伝説に彩られる田沢湖は、周囲約20キロメートルのほぼ円形の湖だ。

水深423.4メートル、日本一の深さを誇っている。
神秘的な雰囲気をたたえた湖は、四季折々に表情豊かで、訪れる人々を楽しませてくれる。

そんな田沢湖でみんなで記念写真を撮った。
それは、今でも我が家のアルバムの中に大切に仕舞ってある。

愉しい時間はあっという間に過ぎてゆく。
現地解散という事になった。

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