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あなただけ今晩は
第10章 湯宿温泉

私たちが泊った部屋は8畳二間で手前の部屋にはコタツが置かれていた。

そして、奥の部屋には布団が2枚敷いてあった。
チェックインは15時だけれども、それよりも早く着いてしまった。

女将にその事を言うと、お部屋の準備ができているのでチェックインしても良いと言われた。
その後好意に甘えてチェックインさせて頂いたのだ。

部屋に通されると私はいつもの様に直ぐに浴衣に着替えた。
アキラはまた布団に寝転んでゲームを始める。

二人で温泉旅行に来ると必ずと言って良い程アキラはゲームに夢中になるのだ。
ゲームをしなかったのは潤一や雅史たちと一緒の温泉旅行だけだった様な気がする。

本当にアキラはゲーマーなのだった。
そんなアキラを残して私は女将に紹介して貰った外湯を巡る事にした。

どこの名前の外湯だったかは覚えていなかったが、2か所の外湯を巡った記憶がある。
「竹の湯」、「松の湯」、「小滝の湯」、「窪湯」の中のどこか2か所だと思う。

私はアキラにこう言ったのだ。

「じゃ、アキラくん、外湯巡りに行ってくるわ…」
「うん、分かった、気を付けてね…」

「まだ、明るいから大丈夫よ…」

そう言い残すと部屋を出て裏手のドアから外に出た。
外に出ると狭い石畳を敷き詰めた道に出る。

その道の直ぐ目の前に1軒の外湯があった。
名前は忘れてしまったがとても熱いお湯だったのは覚えている。

入湯料は100円だった。
今ではもっとするかも知れないがその当時は100円だった。

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