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あなただけ今晩は
第10章 湯宿温泉

私とアキラはお寿司を見てちょっと驚いてしまった。
まさか、温泉旅館でお寿司が夕飯に出てくるとは思わなかったからだ。

「ま、たまには特上のお寿司もいんじゃない?」
「そうね…」

そう言うと私たちは笑ったのだ。
特上と言うだけあってそのお寿司はとても美味しかった。

お吸い物は女将が作ってくれたのだろう。
お出汁が効いていてとても美味しかったのを覚えている。

食事が済むとようやくアキラも浴衣に着替えてくれた。

「じゃ、俺、内湯に入って来るから…」
「分かったわ…」

「彩ちゃん、ひとりで大丈夫だよね?」
「大丈夫よ…」

アキラは変な心配をしている。
私はどこにも行ったりはしなかった。

アキラが帰って来るまで、私はお布団に潜り込んで横になった。
外湯巡りでちょっと疲れたのかも知れなかった。

温泉効果で身体はポカポカとしていてとても心地よかった。
本当に温泉に入ると、熱が冷めないのだと感じたものだ。

いつまでも、身体はポカポカとしている。
そんな、ポカポカとしていたら、私はうたた寝をしてしまった様だった。

そのうたた寝はとても気持ちが良かったのだ。

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