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女王様快楽堕ち
第2章 縛られた女王様
「ここの部屋で話ましょう。麻理、悪いけんだど先に部屋に入っててちょうだい」

エリカに言われるがままにプレイルームの一室に先に入る麻理。そこは開脚椅子や分娩台のような拘束椅子、X字型の拘束ボードや檻、壁には巨大な鏡が設置してある赤を貴重とした部屋だった。プレイルームに入ると二人の女性が立っており、誰もいないと思っていた麻理は戸惑いの表情をみせた。

「んっ?リサと百華じゃなない。エリカさん、どういうことですか?私と二人きりで話がしたいって言ったのになんでこの二人がここに」

わがままな女王様のエリカの取り巻きであるリサと百華。二人とも24歳のミストレスで、黒のボンテージに身を包んだリサは身長159cm、スリーサイズは84.57.85。黒髪のショートカット。スレンダーな体型で気の強そうな顔立ちの女王様だった。鞭の扱いに長けていて、その腕はアルテミスの中でも1、2位を争うものだった。

エリカの取り巻きのもう一人、真っ赤なボンテージ姿の百華は身長158cm、スリーサイズ96.60.89。Hカップの爆乳の持ち主である。小悪魔的な顔立ちで明るい茶髪のロングヘアーのミストレス。麻理同様にその巨大な乳房を使った窒息プレイを得意としている。またアナルプレイと浣腸も好んでいた。

「なんで貴女たちがこの部屋にいるのよ。エリカさん、ちゃんと説明してもらえますか?」

まったく予想していなかった二人のミストレスの登場に戸惑う麻理だったが、エリカはお構い無しといった態度だった。

「まぁ、いいじゃない。それよりもね、今日は貴女に言いたいことがあって呼んだのよ」

「私に言いたいこと?何ですか。勿体ぶらないで早く言って下さいよ。もうすぐお店が始まる時間なんですから準備しないと」

プロ意識の高い麻理は仕事前にバタバタすることを嫌っていた。仕事内容も特殊なものだけにしっかりと気持ちを整えてから毎日臨んでいた。アルテミスの開店時間も近づき、さらに煮え切らないエリカの態度にもイラつく麻理だった。

「あのね、単刀直入に言うけど前から貴女のこと気に食わなかったのよね。この店のナンバー1は私なのに貴女のほうが指名が多い日もあるってことも。それに後輩のくせに生意気だし。だから、ちょっと懲らしめてあげようかと思ってね」
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