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女王様快楽堕ち
第21章 エリカの企み
「フフフ…麻理、亜里沙。お前たちは一ヶ月後に奴隷オークションに出品することにしたから。お前たちを高く買いたいという人間がたくさんいるのよ」

「奴隷オークション」という言葉を聞いて麻理はゾッとした。身も心も性の奴隷にさせられた麻理であっても奴隷オークションは恐ろしく、その先に待ち受ける運命が過酷であることも悟っていた。

「そ、そんな…奴隷オークションなんて恐ろしいものに…エリカ様、どうか亜里沙は助けて下さい。私はどうなってもいいので。亜里沙だけはお願いします!エリカ様お願いします!」

「麻理先輩!またそんなことを!亜里沙は大丈夫ですから。麻理先輩とだったらどんなことだって…だからそんなこと言わないで下さい」

「麻理、残念だけど二人を奴隷オークションに出品する手続きは終わっているの。もうお前たちは売られる運命なのよ。少しでも高く売れるようにあと一ヶ月で徹底的に調教してあげるから」

エリカの悪魔のような言葉に麻理は絶句した。以前から人身売買の噂は耳にしていたが、まさかエリカがそれに関わっていたとは思わなかった。しかも、自分自身が奴隷オークションにかけられ売られていくなど想像したこともなかった。

麻理と亜里沙は、この日もミストレスたちに徹底的に責め抜かれ合計30回以上の絶頂を数えた。アルテミスがオープンするまでの僅かな時間、二人は檻に戻されて束の間の時間を過ごした。

「亜里沙、ごめんね。私とエリカのことで亜里沙まで巻き込んじゃってこんなことに…」

「麻理先輩…亜里沙は先輩と一緒だったらどんなことをされても大丈夫ですから…麻理先輩大好きです。愛してます…チュッ…んんっ…」

身も心もズタボロにされても亜里沙は麻理への想いと愛を貫いた。麻理も亜里沙の想いを受けとめていた。これから待ち受ける運命がどれだけ過酷なものであっても亜里沙は麻理と一緒であればそれを受け入れる覚悟だった。檻の中でキスをした二人はギュッと抱き合った。
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