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高校生の性春・日記帳
第15章 9月4日(2学期)格闘ゲーム
僕は真理子先生の国語の時間だけは真剣なまなざしなのです。
よそ見や居眠りをすることもなく、しっかりと先生を見つめて授業を受けているのです。
たとえ僕がどんなイヤらしい妄想をしていたって、先生から見ると真面目な生徒に思えることでしょう。
たまに先生と視線が合うと、先生はしらっと目をそらします。
きっと先生は、僕の燃える眼差しが眩し過ぎて、スカートもブラウスも下着も透けてしまって、裸にされたような恥じらいを抱くのかもしれません。
もしかして先生は、僕のことを気にしているのかな?
弟のように愛おしくて、ひそかに可愛がってやりたいと思っているのかな?
この前だって、教壇にチョークを落とした時に拾い上げようとして、しゃがんだ拍子にチラリと太ももを見せつけてくれたのですよ。
僕を見つめてミニスカをチラリとめくってくれたのは、僕の思い過ごしなんかじゃないと信じている。僕へのアプローチの証だと思うのですよ。
そんな事を考えながらふと隣の席を見ると、勇樹がズボンの中に手を突っ込んで、モゾモゾと指先を動かしているようなのです。
きっと勇樹は、僕なんかよりもっと過激な妄想をしているに違いありません。
真理子先生はすでに、勇樹のチンポでハメ殺されているかもしれません。
そんな精神状態ですから、数学や英語の時間は苦痛に長いけど、国語の授業はあっという間に終わってしまうのです。