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高校生の性春・日記帳
第15章 9月4日(2学期)格闘ゲーム

ジリジリジリとベルが鳴って、真理子先生が教室から出て行くと、僕は勇樹を咎めて言うのです。
「お前、授業中にセンズリこいてただろう?」
「ああ、真理子先生のオマンコに中出し寸前だった」
「授業中じゃなくて、家に帰ってやれよ」
「授業中だからいいんじゃないか。お前、あの色っぽいミニスカートをめくって、パンティを引きちぎってヤリたいと思わねえか?」
「そりゃあ、思うけどさ……」
僕も勇樹と同じような妄想をしていたのですから、僕に彼を咎める資格などありません。
勇樹はすっかり見抜いていますから、卑猥な言葉を浴びせてきます。
「お前なあ、担任の鬼瓦(おにがわら)が真理子先生を狙ってるって知ってるか?」
「鬼瓦は今年で定年の高齢教師だぞ。真理子先生とは孫娘ほど年が離れてるじゃないか」
「年なんか関係ねえよ。女は二十歳を過ぎたらみんな大人になるんだから、年の差なんか関係ないんだって保健室の美和子先生が教えてくれたぜ」
「ふーん」
「鬼瓦の定年の日に餞別だと言って、真理子先生を裸にしてプレゼントしてやろうか」
「プレゼントして欲しいのは、お前の方じゃないのか?」
「うーん、夢の中にでも、裸で現れてくれないかなあ……」
「夢の中でヤリたいんか?」
「うーん、夢精でもいいよ」
休み時間の僕たちの会話は、いつも他愛のない噂話なのです。

