この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
高校生の性春・日記帳
第15章 9月4日(2学期)格闘ゲーム

授業が終わって放課後になり、勇樹から面白いゲームがあるから家に来ないかと誘われた。
どんなゲームだと訊いたら、2年前に病死した親父さんの遺品をお袋さんと一緒に整理していたら、アメリカ出張の際に買って来たらしいレトロなゲーム機があって、お袋さんと二人で試してみたら、ちょっとエッチで面白くてハマってしまったと言うのです。
そんなにレトロでエッチなゲームを、お袋さんと試したというのが気になったけど、面白そうなので僕も試してみたいと思って勇樹の家に行ったのです。
玄関を入るとお袋さんの敬子さんに声をかけられ、リビングのソファーに案内されました。
「あら、いらっしゃい。琢磨くん、久しぶりねえ、元気だった?」
「はい、おばさま、久しぶりです」
僕は夏休み前の敬子さんとの母親交換を思い出して照れ臭かったけど、素直に挨拶を返しました。
敬子さんは黒ミニのスカートに黒網のストッキングに黒のキャミソールです。
家の中だからという気安さでしょうか、キャミソールを剥き出しに涼し気で、ノーブラの背中が色っぽいのです。それにしても、残暑に黒網のストッキングまで穿いて、ちょっとちぐはぐな雰囲気を感じました。
「今日も暑かったわねえ。水分補給をしなくちゃいけないわ」
そう言われて出されたグラスの黒ジュースを一気に飲み干すと、むせて咳き込んでしまいました。
「うぷっ、ゴホッ、ゴホッ……」
「あら、どうしたの? 特製の栄養ドリンクなのよ」

