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高校生の性春・日記帳
第15章 9月4日(2学期)格闘ゲーム

敬子さんは興味深げに近づいて、僕たちの間に割って入って画面をのぞき込みます。
「まあ、やっぱり君たち、そのゲームを始めたのね」
敬子さんもそのゲームに興味があるのか、プロレスラーのキャラたちを指差して、あれこれ説明し始めたのです。
勇樹は邪魔くさくなったのか、トイレに行くと言って部屋から出て行きました。
勇樹がなかなか戻ってこないので、敬子さんが美女レスラーのキャラを選んで、二人で先にゲームを始めることになりました。
「勇樹が戻ってこないから、私たちで始めちゃいましょうよ」
「は、はい」
僕は虎の顔のマスクをかぶった、屈強そうな覆面レスラーを選びました。
敬子さんが選んだ女レスラーのコスチュームは、フリルのブラジャーにハイレグパンツを穿いた黒人系の美女です。
スタートボタンを押すと、二人が選んだレスラーがリングの上に登場します。
「琢磨くん、戦闘開始だよ。いくわよ」
「はい」

