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高校生の性春・日記帳
第16章 命日の契り
翌日、学校ヘ行って勇樹に確かめました。
僕とお袋さんがゲームをしている間、どこへ消えたんだって。
そしたら勇樹は悪げもなく答えたのです。
死んだ親父の書斎にいたって。
書斎には古い週刊誌が捨てられずにたくさん残っていると言っていた。
時々グラビアヌードの頁を切り裂いて、学校で僕の教科書に挟んでくれるのだ。
勇樹は昨日、僕と敬子さんがゲームに興じ、命日の供養までしている間、ずっと書斎にこもっていたのだ。
自分のお袋さんと友人の僕が格闘セックスする姿を想像しながら、グラビアのヌード写真を眺めてマスをかいていたのだろうか?
僕のソーセージが敬子さんのハマグリに食べられて濃密な陶酔の境地にひたっている間、勇樹は味気のない射精を繰り返していたのだろうか?
そう考えたら、僕は勇樹に大きな借りができたように思えるのです。
命日の弔いにゲームを仕掛けたのは敬子さんかもしれないけど、勇樹は僕に濃厚汁の成熟したハマグリをプレゼントしてくれたのだから。
僕も勇樹にお返しのプレゼントをしなくちゃならないだろう。