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高校生の性春・日記帳
第18章 9月11日 結婚記念日

家に帰るとお母さんは、白いシルクのミニワンピースに薄紅の口紅を塗って、まるでウエディングドレスの新妻のように清楚な装いでの出迎えです。

「勇樹くん、いらっしゃい。久しぶりねえ、元気だった?」

「は、はい」

「コーヒーを淹れてあげるわね」

僕たちがリビングのソファーに腰を下ろすと、お母さんはキッチンで淹れたコーヒーをテーブルに置いて、勇樹のカップにだけマムシドリンクをドクドクと注ぎます。

それから勇樹の隣に座るとスカートに指をあて、ジワジワと裾をめくって太ももを剥き出しにするのです。

「今日はね、私と夫の結婚記念日なのよ」

「そ、そうですか……」

「だから今日はね、私さあ、処女娘の新妻になって、勇樹くんと結婚記念日を再現してみたいなぁ、うふふ」

お母さんは勇樹の手を取って、太ももを這わせてスカートの中へ……

「お、おばさま、琢磨くんが……」

「いいのよ。真美と呼んで」

「は、はい、真美さん」

すでにお母さんは、僕の存在など無視してヤル気満々のようです。
僕が敬子さんから受けた借りを、倍返しにするつもりでしょうか。

ああ、お母さんは勇樹のコーヒーを口に含んで、口移しに飲ませるようです。
勇樹は唇を突き出して、おちょぼ口にして、あああ、唇を合わせて……、


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