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高校生の性春・日記帳
第20章 11月3日(文化の日)
おばあちゃんは62歳といえども美人系ですから、きめ細かい化粧のせいで小じわもシワも見えません。40代だと言われたって疑う人はいないでしょう。
かといってミニスカートやショートパンツを穿くような、年齢不相応に羞恥を覚えるような衣服を身に着けることは決してありません。
それでも、60代とは思えないほど張りのある肢体には色気が漂い、上衣の下に身に着けているのはセクシーなランジェリーらしいのです。
寝室のベッドはキングサイズで、おじいちゃんをその気にさせたい夜には、シースルーのネグリジェに黒網のタイツを穿いて待ち受けていたんだってお母さんから聞きました。
今日のおばあちゃんは、どんな下着を身に着けて僕を待ち受けているのか?
清楚な白いスリップか? それとも色っぽいピンクのパンティか?
どっちにしても、僕にとっては高齢のおばあちゃんですから、ちょっとぎこちないドキドキの緊張です。
おばあちゃんに呼応して、おじいちゃんはコーヒーを淹れてくれました。
「さあ、琢磨、特製のコーヒーを淹れてやったぞ。マカを煎じて朝鮮人参の粉末を振りかけて、ミルクの代わりにオットセイの精液を入れてやったぞ」
おじいちゃんに勧められてコーヒーをズズッとすすったら、喉がピリピリとしてアルコールの刺激を感じるのです。
「ああ、ちょっとだけマムシ酒を垂らしておいたからな。酔っぱらう程じゃないから安心しなさい」
高校生の僕が62歳のおばあちゃんをシラフでは抱けないだろうと気遣って、おじいちゃんは少量のお酒を入れてくれたのでしょう。
ここまで配慮してくれるおじいちゃんに、僕は責任を感じます。おばあちゃんを相手に、絶対に失敗するわけにはいきません。
お母さんはゼリーを美味しそうに食べて、おじいちゃんから特製のコーヒーを勧められて飲んでいます。