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高校生の性春・日記帳
第22章 12月8日(金曜日)叔母さまに相談

それだけでは話の決着はつきません。
そもそも叔父さまが言い出しっぺの件が置き去りになっているので、お母さんが気になって問いかけます。

「それでさあ、私と琢磨のセックスシーンを撮影したいって旦那さんが最初に言ってたけど、その話は忘れていいのかしらね?」

「そうねえ。でも、そんなことよりさあ、お姉ちゃんと琢磨くんが肉体関係で結ばれたなんて、ちょっとショッキングだったわよ」

叔母さまは鼻息を荒くして、唖然とした口調で続けます。

「そんなことだったらさあ、私じゃなくて、最初っからお姉ちゃんが琢磨くんの童貞を奪ってあげれば良かったんだからさあ」

スマホの送話口で、お母さんは手を振って否定します。

「最初からそんな気持ちなんてないわよ。だって親子なんだから」

「うーん、まあ、そうね。でもさあ、私もマジで二人のセックスシーンを見てみたいかな。親子でどんなに乱れるのか、興味あるなあ……」

「なによ、バカねえ。結論として、近親相姦の撮影は無しってことだよね?」

「無しじゃなくてさあ、それはまた後でってことかなあ。その時は、私が撮影してあげるわよ、うふふ」

「うふん、うちの旦那には絶対に内緒だからね」

「分かってるよ」

ということで話はまとまり、どんなシナリオでセックスし合うかは叔父さまが考えることになりました。

話が決まれば早い方がいいだろうと、12月13日の大安吉日に決まりました。
その日は水曜日だけど、叔父さまは会社を休んで撮影の準備をすることになったそうです。

僕は夕食後に部屋のベッドで、お母さんから話を聞かされました。
その日は学校が終わったらすぐに、叔母さまの家に行くようにと言われたのです。


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