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高校生の性春・日記帳
第27章 1月8日(始業式)初夢

鷹子は両親のように裸で抱き合って、セックスの体験をしてみたいと言うのです。処女を失ってみたいと言うのです。
鷹子は忍者の娘だけあって眼光は鋭く気圧されるのですが、頬は浅黒く鼻筋が通っているのでエキゾチックな可愛さを感じます。
そんな女の子に懇願されたら、男として黙ってはいられません。
だから、僕と勇樹が協力してあげることになりました。
両親は共稼ぎだから昼間は家にいないと言うので、さっそくその日の放課後、僕と勇樹は鷹子と一緒にアパートへ行くことになりました。
ところが放課後になって、僕は先生に呼ばれて用事を言いつけられたので、勇樹だけが行くことになったのです。
鷹子一人を相手にするのだから、考えて見たら僕がいない方が、勇樹にとって好都合だったのかもしれません。
翌日、僕はすぐにでも勇樹からの報告を聞きたかったんだけど、彼は学校を休んだのです。
体調不良という理由で、次の日も登校してこなかった。
鷹子のアパートで何かあったのではないかと思って鷹子に訊ねたら、失敗したんだと打ち明けられて、なぜか言い淀んで詳しくは話してくれなかった。
勇樹は鷹子の処女を奪うはずだったのに、失敗したとはどういうことだ?
なにか理由があるはずだ。

